ここのところいろいろなことに驚かされる。特に文化的なこと。
しかもこの小さな島国日本で。気候/食べ物/表現方法/漢字。数えたらきりがない。
特に最近気になったことは「鰍」という漢字。魚篇に秋。
この漢字を海岸線で読むと「さんま」と読み、山あいで読むと「かじか」なのである。
両者とも味も格好も全く違うが、秋を代表する魚である。これには驚かされた。
車で50kmも離れていない場所で読みかたが全然違うのだ。
比較文化人類学という学問があるが、これは非常に面白い学問だと思った。
そして日本人は味覚に関して非常に感覚の鋭い人種なのだということを感じた。
そして表意文字の素晴らしさも感じた。表現が豊かだ。
偶然だが尾瀬で「山」って姿をした山を見つけた。山の語源を感じた。
漢字って面白い。今になって面白くなってきた。
子供のうちは分からない面白さ。「国語」改め「日本文化」とするのも教育改革の一つの手かもしれない。

NOVEMBER 2004

二○○四年 八月 九月 十月